006 「CCCD コピーコントロールCD」(04/09/08 Wed)

 

はいCCCD。カナリ有名になってきました。まずは、説明を。

CCCDとは

CCCD (Copy Controlled Compact (or Corrupt) Disc)とは銀色円盤ですが、音楽CD (Compact Disc)の規格書(Red Book)に準拠しておらず、音楽CDではありませんので、御家庭のCDプレイヤーなど全ての機器での動作を保証していない。なんせプロテクト(コピー防止技術)のかかった円盤です。

CCCDの仕組み

CCCDは、第1セッション(CD-DA)と第2セッション(PC用データ)の2つのセッションが存在する「CD-Extra」です。なお、普通の音楽再生機器は、第1セッションのみを読みにいきます。幸いにも第2セッションなんか読めもしません。なのでCD-DAのみを再生することができます。しかーしパソコンの場合、たいてい、自動再生機能がONになっており、第2セッションのデータ部にアクセスしてしまいます。ここで、第2セッションには、「ATRAC3」なんかの圧縮音楽ファイル(132kbps)や、それを再生するための専用プレーヤーなんかが入っていて、自動で、プレーヤーを起動するのではなく、自動でインストールを行います!うへぇ。しかも聞こえる音楽は、圧縮音楽・・・そら音悪いわ!しかーも意図的に読み取りエラーが出るようになってます。例えばTOCと呼ばれるCD内容を示す情報部も無茶苦茶。C1やC2エラーも出るそうです。

再生機器に負担がかかる

よくCCCDを再生したら再生機器がおかしくなったという例を聞きます。これは、なぜでしょう?機器にまで影響がでるものなんですか?ズバリ出ます。これは、先述のエラーが出ることに関係があります。CDを読み取る機器ってのはエラーが出たらそれを補正しよう(エラー訂正機能)とがんばります。何回も読み取りにチャレンジし、どんどん負担がかかります。しかし、ある程度のエラーは無視するので、再生自体はできるかもしれません。が、当然音質は劣化するでしょう。エラーでてるんですから当然です。これがパソコンになると、どうなるでしょう?パソコンはシビアな装置です。エラーをある程度無視とかありえません。1bit単位でがんばります。がんばってがんばって・・・無理。いやエラー多すぎ・・・で、CD-DA再生できないと。これもドライブの寿命につながります。まぁ、要は「傷だらけのCD」を再生することと同じくらい負担かかるってことです。

備考

Macintoshでは再生できないそうです。

第1セッションには音楽機器用CD-DA(エラー付き)、第2セッションにはPC用に圧縮音楽が入ってる

一般的な機器で再生不可能なCDは法律上返品可能だが返品に応じないと発表しているところもある

 

とまぁこんな感じです。あぁあとレーベルゲートってのもほぼいっしょです。あれは第2セッションにあるATRAC3をパソコンに1回コピーするのは無料、2回目からは有料となります。ちなみにコピーしたものはATRAC3のファイルということは・・・わかりますよね?

 

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