orig013 「組み立て前」(04/08/29 Sun)

 

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さて、部品についての説明はだいたいした感じがしますが、まだまだ注意することはあります。

まず、部品を買ったら即組み立てを行うことです。置いておいても良いことなんてアリマセン。しかもちゃんとした理由もあります。部品にはそれぞれ初期不良というものがあります。そうです。最初から壊れてるんです。困ったもんです。例えば、コンデンサ等が取れてたり、メモリが静電気で死んでたり、電源のFANが回転しなかったりと、様々な可能性があります。そして店によって色々ありますが、だいたい初期不良品は交換してもらえます。が!しかし、初期不良交換期間というのがあり、だいたい1週間くらいなんです。これこそが、素早く組み立てを行わなければならない理由です。

まぁ人によりますが、だいたい1〜2時間くらいで組み立て自体は終わると思います。この時点で、パソコンが起動し、BIOSと呼ばれる画面が立ち上がれば、8割方OKです。しかし起動しない場合は、急いで「何が悪いか」を調べないといけません。例として、以前経験した初期不良をいくつかあげます。

症状:モニタが映らない 原因:ビデオボードの電子部品が取れてた

症状:電源が突然切れた 原因:電源のFANがほとんど回転してなかった

症状:ピーピー鳴って起動しない 原因:メモリを認識してなかった

まぁどれも交換してもらいましたが、自作の経験の浅い管理人にとっては、どれも脅威です。ビビリます。こういう時、サブマシンとして、インターネットに接続できるパソコンがもう1台あれば、かなり助かります。症状から得られる情報をいくつかの単語に分け、検索すれば、たいがい解決策が見つかるからです。

また、初期不良とは別に、相性問題もあります。部品同士の相性が悪く、うまく機能しない時があるんです。これは、店に言ってもどうしようもない場合がほとんどです。まぁたま〜にメモリなんかだと、交換してくれる良心的なお店もあるみたいですが。まぁ特にバルク品を買ってる場合は、仕方ないッス。この辺は、自己責任で。

あぁあと、パーツを選ぶ際に良く出てくる単語の意味を少し説明します。

バルク品:箱とか説明書とかが入ったいわゆる「パッケージ」としての製品ではなく、製造元から様々なルートを流れお店に直接並ぶ商品です。パッケージでない分安いですが、梱包はほとんどなく、せいぜいプチプチで包んである程度です。

リテール品:メーカーが客に対して販売するための商品。つまりちゃんとしたモノです。バルクとは違い、説明書が入っており、保証もちゃんとあります。BOXとも呼ばれます。

OEM:あるメーカーAが販売する製品を別のメーカーBが生産すること。またはそのメーカー自体。また、ある製品に独自の機能を追加し、再販すること。OSなんかはこちらかな?

ジャンク品:もともとガラクタとかそういう意味の単語。製品として機能するかどうかわからないくらいのキズモノ達。中には使えるものもあるが、ほとんどは壊れている。保証などなく、店員への質問も受け付けてくれない場合がほとんど。もし使うならカナリの覚悟と、知識を用意してからにしよう。

中古品:一度使ってある製品。保証があるものもあり、実際動いてたものが多いので、かなりの確立で使用可能である。が、新品より寿命が短くなってることと、外装などが汚れていることは仕方ない。1年や2年でパソコンの性能が大きく変化する現在では、中古でつないでいくのも作戦の1つかも。言うまでもなく新品よりも安い。もし壊れていても、保証がきく場合は交換してくれるので、ジャンクよりかなり安心して使える。

 

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