017 「半固定抵抗」(05/03/26 Sat)
一応抵抗です。でも3つの端子があります。
こんな。端子が三角になってるので端子(上)、端子(左)、端子(右)という呼び方をしておきます。
*正式にそう呼ぶわけでなくて、説明の都合上です。左右は表から見てです。
上の例では「501」と書いてあるので、500Ωです。
特徴その1:左右の端子間の抵抗値は不変。(例:200Ω)
このように中央の回転部(?)をドライバーで回転させてもずっと200Ω。(R x10Ω)
特徴その2:端子(上)と端子(左)の間の抵抗値は回転部を
右に限界(時計で言う3時)まで回せば200Ω。
左に限界(時計で言う9時)まで回せばほぼ0Ω。
もちろん逆は逆になる。
調節するときはドライバーで回転させ、それで良ければそのまま使ったりします。だから半固定。
これを使えばパソコンの「ファンコントローラ」が作れますね。
ちなみにこの部品は1個30円でした。安っ!
ちなみに12V 0.23Aという規格のパソコンケースFANの12V端子に可変抵抗をつけると・・・
抵抗値(Ω) | 0 | 10 | 20 | 50 |
FAN電圧(V) | 12 | 10.1 | 8.7 | 6.1 |
FAN電流(mA) | 230 | 193 | 166 | 117 |
まぁこのようにどんどん電圧・電流が減り、回転数が減るってわけです。
ちなみにこのFANは、さすがに1.5V(乾電池1本)では回転しませんでしたが、
3V(乾電池2本)では回転しました。うーんスゴイ。
回転数が減るってことは冷却力が落ちて、騒音が少なくなりますね。
このへんの微調節が楽しい・・・?
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