001 - オームの法則
電気に関する基本法則です。知っておいてください。
E = IR
これがそうです。記号の意味と単位はそれぞれ、
E : 電圧 (V)「ボルト」
I : 電流 (A)「アンペア」
R : 抵抗 (Ω)「オーム」
上記のようになります。
では、電圧とは電流とはどんなものでしょうか?それぞれよく「電圧は水の高さ=水圧」、「電流は流れる水の量=水量」、「抵抗は水車=仕事」に例えられます。
例えば、直列回路(電流が他に流れない1本道の回路)の場合、その回路を流れる電流値はどこでも同じ値で、各抵抗にかかる電圧の和が電源電圧に等しくなります。
例えば、次のような回路を考えてください。電源電圧3V、抵抗が直列で2こついています。
この時、まず、回路全体の電流値を求めてみます。オームの法則より、
E = IR・・・これを変形して、
E = I (R1 + R2)・・・これに数値を入れ、電流I を求めると、
I = 3.0 / (5 + 3)・・・となり、I = 0.375(A)と求めることができます。
さらに、各抵抗の抵抗値の比が、その抵抗にかかる電圧比なので、
R1にかかる電圧E1 = 3.0 * 5 / (5 + 3) で表され、E1 = 1.875(V)
R2にかかる電圧E2 = 3.0 * 3 / (5 + 3) で表され、E1 = 1.125(V)
となります。このように単純な回路だと簡単ですねぇ。
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