cgi024 「変数 配列の基礎」(05/02/08 Tue)
普通の変数、例えば「$test」は、1つの数値や文字を入れる箱のようなものでした。
しかし、箱にもいろいろあり、複数の引き出しがある箱もあります。
つまり、複数の数値や文字を入れる箱です。それが配列。
実際に使ってみます。
#!/usr/local/bin/perl
@hairetu = (0,2,4,6,8,10);
print "Content-type: text/html\n\n";
print @hairetu;
exit;
今までの変数は「$」ドルマークが先頭についていましたが、
配列の場合、「@」アットマークが先頭につきます。
「@hairetu」というのが、複数の数値や文字を入れる箱です。
今回は、0と2と4と6と8と10の6個の数値を入れています。
そしてそのまま表示すると・・・
♪ 結果表示 ♪
0246810
このように全部くっついちゃって、わけわかりません。
そこで、表示方法を少し変えてみます。Print文に注目。「@hairetu」を文字扱いで表示。
#!/usr/local/bin/perl
@hairetu = (0,2,4,6,8,10);
print "Content-type: text/html\n\n";
print "@hairetu";
exit;
わかりますか? print @hairetu; が、print "@hairetu"; に変わってます。それだけ。
そして表示すると・・・
♪ 結果表示 ♪
0 2 4 6 8 10
今度は数値の間にスペースが入って、なんとなく「複数の数値」って感じがします。
でもこのままだと複数の意味があるのかってことです。
じゃあどういう使い方をするかというと、
この複数の数値の中から、好きな数値を1個取り出すことができます。
#!/usr/local/bin/perl
@hairetu = (0,2,4,6,8,10);
print "Content-type: text/html\n\n";
print $hairetu[0];
exit;
配列は「@」ですが、取り出す数値は1個なので、「$」を使います。
「$hairetu[0]」というのは、「@hairetuという配列の中の0番目の数値」という意味です。
そして表示すると・・・
♪ 結果表示 ♪
0
0番目ですから、0です。つまり「$hairetu[1]」とすれば、2が表示され、
「$hairetu[2]」とすれば、4が表示されるわけです。
まぁその辺は御自分で試してみてください。
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