cgi003 「自分のパソコンでCGIを実行できるようにする」(04/11/03 Wed)
最近CGIというものに出会った管理人は
CGIを作ってみたいと思いました。
つまり
「Perl言語で色んなCGIを作る」ってことですよ。
でもそれには問題が・・・
まず、「1:Perl言語で作ったプログラムの実行環境が必要」なことと、
「2:CGIが動作するサーバが必要」だということです。
1は、フリーソフトがあるので、解決できそうです。
そもそもCGIが動くように、レンタルサーバにもPerl実行環境が置いてあります。
その場所を示しているのがPerlパスです。この実行環境がないサーバでは、
当然CGIは使えないことになります。
2は、なぜ必要かと言うと、家で動作テストするためです。こちらもフリーソフトがありました。
自分のパソコンの中に、サーバを作ることによって、CGIの動作確認ができるでしょう。
では実際に・・・
Perl言語で作ったプログラムの実行環境
これは、ActiveStateというwebサイトにあります。英語ですが、
トップページから「LANGUAGESのActivePerl」⇒「DOWNLOAD」と進み、
名前とかメールアドレスとか入力ボックスがありますが、任意みたいですから別に入れなくても、「NEXT」で
ダウンロードページに行けます。
ここで一つ注意です。WindowsXPやWindows2000を使ってる人は、
ActivePerl 5.8.4(現在最新)のWindows用 「MSI 12.5MB」ってのをダウンロードです。
で、普通にダブルクリックで、インストールできます。(下記赤字はWindows98,Me,NTユーザ対象です)
ただし、Windows98,Me,NTなどを使ってる人は、少し手順が増えます。
まぁWindows用 「MSI 12.5MB」の横に注意書きがありますが、
Windows Installer 2.0以上を先にインストールしないと、MSI形式のファイルのインストールが
できないってことです。Windows Installer 2.0を先にインストールしてから
Windows用 「MSI 12.5MB」をインストールしてください。
ActivePerlのインストール画面は英語ですが、初期値で使えますので、
どんどんNextをクリックしていきましょう。
で、インストールが終了したらちゃんとインストールできたか確認します。
コマンドプロンプトから、「perl -v」と入力してEnterを押すと、
インストールしたPerlのバージョン情報が見れます。
C:\Documents and Settings\user>perl -v This is perl, v5.8.4 built for MSWin32-x86-multi-thread (with 3 registered patches, see perl -V for more detail) Copyright 1987-2004, Larry Wall Binary build 810 provided by ActiveState Corp. http://www.ActiveState.com ActiveState is a division of Sophos. Built Jun 1 2004 11:52:21 Perl may be copied only under the terms of either the Artistic License or the GNU General Public License, which may be found in the Perl 5 source kit. Complete documentation for Perl, including FAQ lists, should be found on this system using `man perl' or `perldoc perl'. If you have access to the Internet, point your browser at http://www.perl.com/, the Perl Home Page. |
↑こんな。これが出ない場合は、インストールに失敗している恐れがあります。
ダウンロードあたりからやり直しましょう。
で、プロンプトから出るのは、「exit」と入力してEnterです。
ここまでで「Perlで書いたプログラムを実行できる環境」は整いました。
次は、CGIが動作できるサーバの準備です。
CGIが動作できるサーバ
これは、AN HTTPD Home Pageというwebサイトにあります。
本来外部(インターネット)にwebサーバとして公開するような使い方もするようですが、
今回はこのソフトを「ネットに繋いでいないパソコンでCGIの動作テスト」を行うために使います。
簡単に言うと、「CGIのテストするため」ってことです。別にそのパソコンがネットに
つながってる必要は全くありません。
さて今度は日本語サイトですし、説明は、飛ばします。
ページ中ほどのダウンロード(Version 1.42n)のところにある
httpd142n.zipをダウンロードしてください。
で、解凍する場所は、わかりやすいところが良いです。
んでまぁ解凍したら早速「httpd.exe」(黄色いアイコン)をダブルクリックしてみましょう。
パソコン画面右下の時計やら表示されてるところに、黄色いのが増えましたか?
コレです。こうなれば大丈夫。
これで、「CGIが動作できるサーバ」も用意できました。
んじゃあ実際簡単なCGIを動かしてみましょうか。
簡単なCGIを動かしてみる
って言ってもそもそも簡単なCGIが書けません。
ってことで用意しました。
#!/usr/bin/perl -w print <<EOM; Content-type: text/html <HTML> <HEAD><TITLE>TEST</TITLE></HEAD> <BODY> どうでしょう?<BR> </BODY> </HTML> EOM exit; |
↑これを、メモ帳に貼り付けて、名前を付けて保存するときに、
ファイルの種類:を「すべてのファイル」にして、
「test.cgi」として保存したら、CGIのできあがりです♪簡単ですのー。
(test.cgi.txtとなってしまったら、名前の変更で、後ろの.txtを取ればOK)
さて、じゃあ次は、このtest.cgiを置く場所です。
CGIファイルをサーバ(ネット上の)にアップロードするときもそうでしたが、
動作テストを自分でやるときも、CGIファイルを置くフォルダは、決まっています。
えっと、先程、httpd142n.zipを解凍したフォルダを開いてください。
いくつかのファイルとフォルダがあり、その中に、
「cgi-bin」というフォルダがあるはずです。実はココなんです。
コノ中にあるCGIファイルは実行できるってワケです。
しかし!これから動作テストをいくつもしていくわけですから、
フォルダ分けをした方が良いでしょう。
なので、cgi-binフォルダの中(いくつかファイルが入ってますが)に、「test」というフォルダを
作って、その中に、test.cgiを置いてください。
パスで言うと、管理人の場合こうなってます。
C:\Program Files\FreeWare\httpd142n\cgi-bin\test\test.cgi
わかりますか?
C:\Program Files\FreeWare\httpd142n これがhttpd142n.zipを解凍してできたフォルダで、
その中にcgi-binフォルダがあって、その中にtestフォルダを作って、その中にtest.cgiを置きました。
んじゃあいよいよ実行してみます。
実行は、ブラウザから行います。
Internet ExplorerでもSleipnirでも結構です。ブラウザを起動したら、
アドレスバーに、
http://127.0.0.1/cgi-bin/test/test.cgi
と入力してEnterしてみてください。
「どうでしょう?」って表示されたら成功。
ページが見つかりませんとか出たら、
右下の時計んとこに黄色いアイコンいるかどうか確認してみて。
httpdが動作してないと、CGI動かないから。
とりあえず動いたんで今日はココマデ。
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